21. 人材の養成に関する目的 その他の教育研究上の目的3. 先進理工学部の 特徴4. 先進理工学部の 沿革と概要Ⅰ 先進理工学部 についてⅡ 学修案内Ⅲ その他案内目次に戻る早稲田大学の総合性・独創性を生かし,体系的な教育課程と,全学的な教育環境と学生生活環境のもとに,多様な学問・文化・言語・価値観の交流を育み,地球社会に主体的に貢献できる人材を育成する。本学部においては,先端理工学領域および学際的な分野でリーダーシップをとって活躍できる,幅広い教養を身に付け,高い公共性,倫理観を持ち,国際化や科学技術の進展など時代の変化に対応して積極的に社会貢献できる人材を各学科の理念・教育方針に基づき育成していくことを目標としている。本学部の学生には先端的な科学技術領域で真に活躍できる人材となるべく,学部の段階において物理,化学,生命科学,電気・電子工学などの学問領域の基礎を十分修得し,それを基に高学年(大学院)においては専門的知識を修得,他分野に視野を広めていくことを求めている。各学科のこれまでの実績から,卒業生の7割もしくはそれ以上が本学を中心とした大学院修士課程に進学すると見込んでいるため,本学部のカリキュラムは大学院進学を想定した構成に主眼を置くが,進学の有無に関わらず,学部卒業段階で各学科の専門的内容の基礎および応用力を着実に修得させるよう構成されている。所属する学科が定めるカリキュラムの履修方法および進級・卒業の要件に基づいて,定められた期間内に所定の単位を修めた学生に対して卒業が認定され,学士(理学)または学士(工学)が授与される。実績ある本学理工系カリキュラムを発展させ,基礎学力の修得とともに先進領域への展開を可能とする実践力の涵養を目的として,第一線級の若手研究者・技術者の育成のための教育課程を編成する。物理学・化学・生命科学・数学・情報学などの「共通基礎」を横軸に,縦軸として各学科の専門分野に応じた対象と方法論両面に関する「専門基礎」を厚く確実に修得させる。これらを基に,高学年次(主に卒業論文研究配属以降)には先端的な学際分野を学習できる機会を多く設けるようにする。また,講義科目に加え,演習・ゼミナール・実験などの科目を多く配し,学理の基礎と応用を実践的に修得させる。さらに習熟度を確認するためのチェックポイントの設定などにより,各学科のカリキュラムに応じてきめ細かく学習プログラムの進捗を自己認識させ,修学意欲を高めるようにする。本学部には,A群・B群(自然科学基礎科目および実験・実習・制作)・C群(専門教育科目)・D群(保健体育・自主挑戦科目)の4系列に大別される学科目を設置する。A群・B群及びD群は学部全体の共通科目からなり,C群は各学科の特色に応じた専門科目からなる。先進理工学部は,伝統・定評ある本学理工系教育を継承しつつ,新しい時代に即した効果的な教育研究を推進する基礎と応用の融合を体系的に構築することを目指している。本学部の理念は,自然科学(物理学・化学・生命科学)を基礎とし,先端科学技術の向上および学際的新領域の創成を目指した広範な理工学分野への展開にあり,新たな学問領域を開拓する進取の精神のもと,常に世界最高水準の教育研究拠点として本学理工系の教育研究を先導することを目的としている。自然科学を基礎とした先端科学技術の向上および学際的新領域の創成を目指し,21世紀の「知」「能」「技」を主導的に展開できる人材の育成を行うため,入学者選抜においては,高等学校等における学習によって,基礎学力(知識・技能・思考力・判断力・表現力および自ら学ぼうとする主体性)を十分に身につけ,論理的な思考によりその応用にも意欲的な学生を求めている。また,本学部では国際化を格段に進めており,入学者は異なる文化・教育体系で学んできた様々な学生との交流を可能とするような高い英語能力も身につけていることが望ましい。2. 先進理工学部の方針 (ポリシー)2 先進理工学部の方針(ポリシー)卒業認定・学位授与に関する方針(ディプロマ・ポリシー)教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
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