45発に従事するものや,コンサルティング会社など社会の多様な分野での活躍が予想される。各分野の概要【情報理工分野】 情報理工分野では,コンピュータ・ヒューマン・インタラクション部門,情報ネットワーク部門,高度計算機部門,ソフトウェア部門,情報アーキテクチャ部門の5部門が設置されている。それぞれの部門における主な内容は以下の通りである。1.コンピュータ・ヒューマン・インタラクション部門 スマートフォンや仮想現実,拡張現実などの最新の情報技術の利用を踏まえた人間とコンピュータの関係に関する研究,教育を行う。具体的には,以下のような内容の研究指導を行う。 (1)コンピュータ・ヒューマン・インタラクション基盤 人間が情報環境と関わるために必要となる情報技術に関する研究をおこなっている。現在は,仮想現実や拡張現実サービスの実現,ロボットの構築支援,Internet of Thingsに基づくサービス構築のための基盤ハードウェア/ソフトウェア技術に関して研究をおこなっている。 (2)コンピュータ・ヒューマン・インタラクション応用 情報処理と現実世界との関わりに関して人間の側面から研究をおこなう。現状では,健康問題,環境問題などの様々な社会問題を解決するための情報技術に関する研究をおこなっている。また,音楽情報処理,仮想現実/拡張現実サービス,ロボットサービスなどの応用研究もおこなっている。 (3)コンピュータービジョン ものを見ることは人間には自然で簡単なことであるが,視覚を人工的に実現することは非常に難しいことが,過去数十年の研究でわかっている。それでも,より柔軟で高度な自立的機能を機械に持たせるため,断片的な情報の統合による広い意味の視覚の実現を目指し研究を行っている。 (4)コンピュータグラフィックス コンピュータが登場して以来,思い通りの画像を作り出す技術の実現は多くの人の夢だった。 今では実写と区別できないほどリアルな画像が,映画,ゲーム,イラストレーション,そして医療などの様々分野で活用されている。 本研究分野では,幅広い画像を生成する技術の研究を行っている。 (5)情報アクセス デジタル・現実世界における情報の量と多様性は増すばかりである。本研究分野では,ユーザが必要な情報に効果的かつ効率的にアクセスしその要求を満たすための理論と実践を扱う。情報アクセス研究は学際的であり,情報検索,データベース,自然言語処理,ヒューマンインタフェースなどを扱う。2.情報ネットワーク部門 情報ネットワーク技術の急速な進歩に即した研究および教育内容に対する社会の要請に応えるべく,情報ネットワークシステムに関する研究・教育を行う。具体的には,以下のような内容の研究指導を行う。 (1)知能ネットワーク 知識社会における様々な形態のコミュニケーションを支える情報システムを対象として,その安全性・信頼性・公平性に関する諸問題について学際的な視点から研究する。特に,情報システムの品質や性能の測定・推定・評価・制御技術について,機械学習,情報理論,統計数理からのアプローチによる研究に取り組む。また,様々な産業分野への応用についても研究する。 (2)情報伝達プロトコル 知識社会における様々な形態のコミュニケーションを支える情報ネットワークシステムを対象とし1. 履修方法・修了 要件・学位2. 学位論文3. コア科目 推奨科目4. 専攻別案内数学応数機械・航空電子物理表現工学材料科学情報・通信5.共通科目6.その他の科目7. 先取り履修8. 後取り履修9. 実体情報学 コース10. 数物系科学 コース要項13. 教職免許11. PEP卓越大学院 プログラム12. 技術経営リーダー 専修コースⅠ 基幹理工学研究科 についてⅡ 学修案内Ⅲ その他案内14. 成績の表示15. 不正行為・非違行為に 対する懲戒処分目次に戻る
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