2Ⅰ 創造理工学研究科についてⅡ 学修案内Ⅲ その他案内1.人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的3.創造理工学研究科の特徴4.創造理工学研究科の沿革と概要目次に戻る2. 創造理工学研究科の 方針(ポリシー)早稲田大学の総合性・独創性を活かし,体系的な教育課程と,全学的な教育環境と学生生活環境のもとに,多様な学問・文化・言語・価値観の交流を育み,地球社会に主体的に貢献できる人材を育成する。早稲田大学の教旨に,「学問の活用を本旨と為す」とある。これは,早稲田大学における学問とは,基礎のための基礎学問ではなく,基礎学問を応用まで発展させ社会に貢献することの重要性を明示したものである。「創造」という言葉は,単に物事を細かく分割,分析して,その中の法則を考えるだけでなく,社会が直面する数々の話題に対して総合的な解決策を提案するという意味を含んでいる。創造理工学研究科は,高度にして専門的な学術の理論および応用を研究,教授し,その深奥を究めて,多様な人間の価値観に基づく豊かさを実現し,文化の創造,発展と人類の福祉に貢献するとともに人間活動を世界的な視点で支援できる人材を養成する。空間・装置・コミュニティなどの創造および循環システムの技術あるいは社会技術システムに関する実践的教育と先導的研究の展開が教育研究上の理念である。具体的には,研究部門,専門分野あるいは専攻を超えて幅広い知識・能力を身につけるために,修士課程に先取り履修制度,後取り履修制度が準備され,ユニット制度,専修コースとして,都市計画,マクロ材料コース(修士課程),先端建築実務実習コース(修士課程・博士課程),体系的ロボット工学専修コース(博士課程)・経営技術リーダーコース(修士課程・博士課程)が設置されている。これらの制度,コースによって,早期に自己の研究の最先端状況を理解し,他分野の基礎的な知識能力を獲得するとともに,専門分野を越えて自己の研究と有機的に関係する教育を体系的に受けることが保証されている。早稲田大学では『学の独立』の教育理念のもとで,一定の高い基礎学力を持ち,かつ知的好奇心が旺盛で,本学の理念である進取の精神に富む,勉学意欲の高い学生を,我が国をはじめ世界から多数迎え入れる。修士課程においては,建築学,総合機械工学,経営システム工学,経営デザイン,建設工学,地球・環境資源理工学などに関する基礎能力,専門的に深く,同時に広い視野から学ぶための基礎知識が求められる。博士後期課程においては,上記の修士号取得に必要な能力を備え,現代社会の諸問題を科学技術の観点から解決し,真に豊かな社会創造に貢献できるための高い専門性,経験,理論,意欲を有することが求められる。2 創造理工学研究科の方針(ポリシー)卒業認定・学位授与に関する方針(ディプロマ・ポリシー)教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
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