創造理工学研究科要項2025
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4Ⅰ 創造理工学研究科についてⅡ 学修案内Ⅲ その他案内1.人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的2.創造理工学研究科の方針(ポリシー)4.創造理工学研究科の沿革と概要目次に戻る大学院大学院創造理工学創造理工学研究科研究科創造理工学部3. 創造理工学研究科の 特徴大学院基幹理工学研究科基幹理工学部充実した理工学基礎科目 ・ 実験(数学 ・ 物理 ・ 化学 ・ 生命科学 ・ 基礎実験 ・ 情報)大学院先進理工学研究科情報生産システム研究科先進理工学部理工学術院総合研究所環境・エネルギー研究科各務記念材料技術研究所理工学術院「創造」という言葉は単に物事を細かく分割してその中の法則を考えるだけではなく,社会が直面する様々な課題に対して総合的な解決案を提案するという意味を含んでいる。大きなシステムを分割して個々の要素だけの解決策を考えるだけでは不十分である。これからの科学技術には創造的な側面が強く求められている。早稲田大学大学院理工学研究科は,ほぼ1世紀にわたって科学技術に関連する各種分野に有能な多くの人材を送り出し,大いなる社会的貢献を果たしてきた。その原動力となったのは,基礎学問に裏付けられた各種技術を融合・総合して実社会に適用し,そこでの問題点を抽出・解決し,新たなる技術革新をもたらしてきた創造性に富んだ実践力にほかならない。創造理工学研究科は,その機能を結集した先鋭的な組織であり,人間・社会への理工学的貢献を具現化することを主目的とした建築学専攻,総合機械工学専攻,経営システム工学専攻,経営デザイン専攻,建設工学専攻,地球・環境資源理工学専攻の6専攻よりなる。現代社会においては,シーズとなる各種先端技術を如何なる理念のもとに実社会に適用するかが重要である。また,倫理感を持った実践的かつ先導的な能力を身に付けた技術者とともに,海外との研究交流も活発に行う,国際人となる必要がある。学生諸君は,是非これらの理念を良く理解をして,自身の能力の研鑽に努めてほしい。大学院生活ではとかく自分の専門領域だけに注目しがちであるが,広く周りを見渡せる大局観を持つことが大切である。また,研究室生活などで生涯の友人を得ることも多い。早稲田大学で学ぶことは単に授業の履修のみを意味しているわけではない。学生諸君のステップアップを期待している。徹底した語学教育スキルとしての技術英語力学部共通の基盤教養教育の重視倫理・知財・技術政策など〈理工学術院 組織構成と特徴〉

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