22力学を共通のキーワードとする土木工学分野,機械工学分野はもちろん,最近では電気工学分野の一部とも密接に関連するものも少なくない。建築構造では,地震工学,構造材料,耐震構造,振動工学,弾塑性力学,曲面構造,土質・基礎工学から,構造信頼性,構造制御・モニタリング,制震構造,免震構造に至るまで,幅広い研究指導が行われる。◆建築生産(建築工学分野)建築生産では,建築材科学・建築構造法・建築生産マネジメントに関する教育・研究を行っている。また,これらの諸分野に係わる調査・研究を通じて,建築生産の在り方について追究するとともに,新技術の開発を目指して努力している。建築材科学では,材料の性質を正しく理解し,特性を生かした適用の道を探るとともに,設計・施工・維持管理の各段階において,材料に対する注意点の把握に努めている。建築構造法では,各種の構造に対する理解を深めるとともに,建築部位の構成原理を追求し,建築物の時間的変化にかかわる事象,およびそれに対応したハード面およびソフト面での技術開発に努めている。建築施工法について,大規模工事を中心に,施工に関する先端技術や,工事管理をめぐる諸技術の体系化について研究を進めている。建築生産マネジメントでは,合理化・近代化の目標を掲げて,建築生産の仕組みや職能に起こりつつある変革の動きを探り,これに必要となる建設産業研究および管理手法の開発を行っている。【修士課程】建築学専攻履修方法1 .指導教員が担当する演習科目は,必ず履修しなければならない。但し,自己の研究に相応しい演習を行うため,指導教員及び科目担当教員の許可を受けてほかの教員が担当する演習科目を履修した場合には,その演習科目をもってこれに代えることができる。2.演習科目は13単位以上修得しても,その分は修了必要単位数に算入しない。3 .コア科目及び推奨科目の履修にあたっては,自己の所属する研究指導から指示された履修方法に従うこと。4.先端建築学論A及び先端建築学論Bは必修である。5 .建築学専攻芸術分野では,JABEE(修士課程)の修了生となる学生が,課程内で履修すべき必修科目が別途定められているので,それに従うこと(「コア科目・推奨科目」参照)。6 .建築学専攻芸術分野では,JABEE(修士課程)の修了生となる学生が,課程内に大学間,箇所間などの交換協定により国内外の他大学で習得した単位の認定方法が,別途定められているので,それに従うこと。7 .「一級建築士」の登録に必要な実務経験の1年または2年に対応した「先端建築実務実習コース(1)~(4)」が設置されているので,それに従うこと。(「『専修コース』制度」参照)8.研究科が定める研究倫理教育を受講しなければならない。 1. 履修方法・修了 要件・学位2. 学位論文3. コア科目 推奨科目7. 先取り履修8. 後取り履修9. ユニット制度10. 専修コース 制度6.その他の科目5. 共通科目4. 専攻別案内建築経営デザイン総合機械経営システム建設地球資源14. 教職免許15. 成績の表示11. 実体情報学 コース12. 数物系科学 コース要項13. PEP卓越大学院 プログラムⅠ 創造理工学研究科 についてⅡ 学修案内Ⅲ その他案内16. 不正行為・非違行為に 対する懲戒処分目次に戻る
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