先進理工学研究科要項
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1. 履修方法・修了 要件・学位2. 学位論文3. コア科目 推奨科目4. 専攻別案内物理応物生命理工電生ナノ理工共同先端生命共同先進健康共同原子力先理5.共通科目10. 数物系科学 コース要項6.その他の科目11. PEP卓越大学院 プログラム7. 先取り履修12. 技術経営リーダー 専修コース8. 後取り履修13. 教職免許9. 実体情報学 コース14. 成績の表示化学応化生医Ⅰ  先進理工学研究科 についてⅡ 学修案内Ⅲ その他案内15. 不正行為・非違行為に 対する懲戒処分目次に戻る59本専攻では,電気系,電子系,情報系,生命系ならびに,それらの境界領域における基礎知識から専門知識までの教育ならびに最先端の研究を行う。電気電子情報通信系分野は,革新的な進歩に伴って,理工学の他分野にとどまらず,生命関連の科学技術と極めてインタラクティブになってきている。 例えば,生体機能機器やDNAチップ,ニューロチップ等にとどまらず,細胞内情報伝達メカニズムや脳機能解明のための生体関連電気電子機器の開発研究,そして高度医療のための情報通信機器開発・ネットワークの構築など,基礎から応用に至るまで,電気と生命のかかわりは,豊な社会生活を送る上でより重要な役割を果たしつつある。これらのことから明らかなように,電気電子情報通信系と生命科学を包含する学際領域の分野の人材に対する社会のニーズはますます増大している。他方,生命科学分野における研究は,DNAの塩基配列を調べるゲノムプロジェクトがヒ卜を含む多くの生物種について完了した今,蛋白質の構造や機能解明,さらにそれらの相互作用によるシステムとしての細胞の働きを解明する方向へと大きくシフトしている。このように,遺伝子からシステムヘと要素集合的な研究を展開するには,制御理論,回路理論,コンピュータサイエンス,シミュレーション技術などを専門とする電気電子情報通信系との協働が欠かせない。さらに,生命科学の研究発展にはナノテク分子計測技術等の計測技術開発も必要である。本専攻は,上記の電気電子情報通信系および生命系からの時代の要請にも応えるべく「知の協働体」構築を目的として設置されている。【修士課程】電気・情報生命専攻履修方法1.指導教員が担当する演習科目を必ず履修しなければならない。2.「特別演習A,B」は,必修科目である。3.演習科目は15単位以上修得しても,その分は必要単位数に算入しない。4.講義科目の選択にあたっては,指導教員の指導を受けること。5 .修士論文提出には研究倫理科目※が修得済みであることが条件となっているので,予め研究倫理科目の履修計画を立てておくこと。※条件を充足する科目履修方法については理工学術院Webサイトを参照すること。電気・情報生命専攻

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