1. 履修方法・修了 要件・学位2. 学位論文3. コア科目 推奨科目7. 先取り履修8. 後取り履修12. 技術経営リーダー 専修コース4. 専攻別案内物理応物生命理工先理化学ナノ理工応化共同先端生命生医共同先進健康電生共同原子力5.共通科目13. 教職免許6.その他の科目14. 成績の表示9. 実体情報学 コース10. 数物系科学 コース要項11. PEP卓越大学院 プログラムⅠ 先進理工学研究科 についてⅡ 学修案内Ⅲ その他案内15. 不正行為・非違行為に 対する懲戒処分目次に戻る66産業の高効率化,省力化とともに,システム,大量生産などの産業技術は成熟期を迎え,その進展の対象は,画一から多様へ,マクロからミクロヘ,構造から機能へと徐々に移行し,ついには“生命”を対象とする分野にも大きく乗り出してきた。これらをカバーする学問が,生命科学,医工学であり,生命理工学専攻においては,これらの“理”と“工”を融合させた新学際領域を組織したことが,大きな特徴である。さらに,東京女子医大との学術連携に基づき,“理”と“工”に,“医”も加えた独創的な教育,研究環境の整備を進めており,多くの研究は先端生命医科学センター(TWIns)において展開される。ここでは,学部の各学科においてしっかりと基礎教育を受けた学生が,“生命”をキーワードとしたこの大学院専攻にスムーズに進学し,生命理工学倫理論,総合生命理工学特論(ともに必修)をはじめとするユニークなカリキュラムのもとで勉学に励むことができる。さらに,理工学術院の総合機械,電気・情報生命,電子・光システム,物理,化学・生命化学,応用化学の各学科の中の生命関連分野の教員,人間科学研究科の教員や,教育学部理学科生物学専修に所属する教員が,幅広く集結した環境のもとで,独創的な研究をすることができる。そして,社会のニーズに合致したバイオ新産業に果敢に挑戦できるエンジニアや,基礎科学者などの若い人材の育成に努めることがこの専攻の使命と考えている。生命理工学専攻の研究概要学際領域専攻としての特徴を生かすため,専攻を研究内容に応じた部門に細分化しない。但し,研究のアプローチの仕方に応じて,生命システム分野と生命分子機能分野を設ける。◆生命システム分野細胞間,器官相互,細胞と器官,個と種,生命と環境など,生命の持つシステムを中心に研究する。主な研究内容は,治療用医療機器の開発,ヒト病態シミュレータの開発,人間型ロボットや医療・福祉ロボットの開発,先進医療ロボティクス,医用画像解析AI応用研究,再生医工学,生物規範型ロボット,循環器疾患の病態評価,医用電子計測,陸域生態系における炭素・窒素循環,光合成,細胞内輸送の分子メカニズム,ミトコンドリア・葉緑体分子遺伝学,進化生物学。◆生命分子機能分野生命や細胞機能を分子レベルで明らかにする。主な研究内容は,医療診断を目指した超高感度ELISA測定法の開発,生物分子モーターの力発生機構,生体調節/分子生理学,生物システムの構築原理,有機合成化学などである。【修士課程】生命理工学専攻履修方法1 .指導教員が担当する演習科目を必ず履修しなければならない。 但し,指導教員がほかの教員の演習科目を履修するほうが教育研究上有益と認め,科目担当教員も履修を許可した場合は,その演習科目に代えることができる。2.コア科目(必修)の総合生命理工学特論Aと総合生命理工学特論Bを必ず履修しなければならない。3.演習科目は13単位以上修得しても,その分は修了必要単位数に算入しない。4.推奨科目,ユニット科目の履修方法は指導教員の指示に従うこと。5 .修士論文提出には研究倫理科目※が修得済みであることが条件となっているので,予め研究倫理科目の履修計画を立てておくこと。※条件を充足する科目履修方法については理工学術院Webサイトを参照すること。[注意] 学部合併の講義については,既に学部で修得した者には単位を与えない。生命理工学専攻
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