1. 履修方法・修了 要件・学位2. 学位論文3. コア科目 推奨科目7. 先取り履修8. 後取り履修12. 技術経営リーダー 専修コース4. 専攻別案内物理応物生命理工先理化学ナノ理工応化共同先端生命生医共同先進健康電生共同原子力5.共通科目13. 教職免許6.その他の科目14. 成績の表示9. 実体情報学 コース10. 数物系科学 コース要項11. PEP卓越大学院 プログラムⅠ 先進理工学研究科 についてⅡ 学修案内Ⅲ その他案内15. 不正行為・非違行為に 対する懲戒処分目次に戻る7220世紀の工業化社会を支えた物質・材料系科学,ならびに情報化社会の出現の原動力となったエレクトロニクスは,協同現象,バイオ物質,電気化学,ナノ構造物性などのキーワードに象徴されるように,新しい事象,材料,プロセス手法,新機能デバイスなどの新しい芽を包含しつつ,新たな進化を遂げつつある。これらの融合は,ナノテクノロジーのような各分野単独では産み出し得ない革新的な技術を産み出し,21世紀の新産業創成につなげるという大きな期待がかけられている。本専攻の教員を中核として,これまで文部科学省による大型プロジェクト,中核的研究拠点(COE)形成,21世紀COEプログラム,グローバルCOEプログラムによる拠点形成,ナノテクノロジープラットフォーム事業などが推進され,学際性が際立つナノ理工学を強力に推進する環境が整っている。当専攻は,「学際領域専攻」として位置付けられる。各学科で基礎教育を受け,スムーズにこの専攻に進学し,そこで全く新しい環境で教育・研究を受け,ナノテクノロジーを応用した新産業創出に貢献する能力を身につける。同時に,全く新しい学問領域を開拓しうるポテンシャルを持つことができる。本専攻には,ナノエレクトロニクス分野,ナノケミストリー分野,ナノ基礎物性分野の3分野があり,専攻内に共通する講義,それぞれの分野内に研究指導と演習,講義科目が設置されている。いずれかの研究分野に所属して研究指導教員の指導に基づき,分野内の科目を中心に履修する。各部門の概要◆ナノエレクトロニクス分野電子や光など情報の最小担体を処理するデバイスを,単にIT技術にとどまらず,バイオテクノロジーや環境科学などにおいても発展させることを目的とする。電気工学を基礎学問として,ナノスケールでの物理,化学,生命現象を解析し,その工学応用について研究を行う。◆ナノケミストリー分野精密合成や反応制御といった化学的アプローチを用い,原子分子レベルから構造や機能を制御したナノマテリアルの創製およびそのための新規反応プロセスの開発,さらに得られたナノマテリアルの機能を活かした種々のデバイスシステム等について研究を行う。◆ナノ基礎物性分野ナノスケールは量子効果が顕著に働く領域であるとともに,人工的な操作が可能な極限領域でもある。ナノスケールの物質の構造や諸性質・諸現象の解明を量子力学的レベルで行い,さらに構造や現象の人工的な操作について研究を行う。当分野では物理的センスを持った時代の先端をになう研究者・技術者を養成している。【修士課程】ナノ理工学専攻履修方法1.指導教員が担当する演習科目を必ず履修しなければならない。2.演習科目は13単位以上修得しても,その分は修了必要単位数に算入しない。3.講義科目の選択にあたっては,指導教員の指導を受けること。4.コア科目及び推奨科目の履修にあたっては,所属する分野および指導教員の指示に従うこと。5.共通科目の「総合ナノ理工学特論」を必修とする。「共通科目の学科目配当表」も確認すること。6 .修士論文提出には研究倫理科目※が修得済みであることが条件となっているので,予め研究倫理科目の履修計画を立てておくこと。※条件を充足する科目履修方法については理工学術院Webサイトを参照すること。ナノ理工学専攻
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