1. 履修方法・修了 要件・学位2. 学位論文3. コア科目 推奨科目7. 先取り履修8. 後取り履修12. 技術経営リーダー 専修コース4. 専攻別案内物理応物生命理工先理化学ナノ理工応化共同先端生命生医共同先進健康電生共同原子力5.共通科目13. 教職免許6.その他の科目14. 成績の表示9. 実体情報学 コース10. 数物系科学 コース要項11. PEP卓越大学院 プログラムⅠ 先進理工学研究科 についてⅡ 学修案内Ⅲ その他案内15. 不正行為・非違行為に 対する懲戒処分目次に戻る78東京女子医科大学と早稲田大学は医学と理工学の学際領域において,50年間にわたって医理工連携の下地を積み上げてきた。2000年に両大学は学術交流協定を締結し,更に連携を深め,2008年に臨床医,基礎医学者,理工系研究者が一体となって最先端医療を創造する研究教育施設「東京女子医科大学・早稲田大学連携先端生命医科学研究教育施設(通称TWIns(ツインズ))」が建設され,次世代の医理工融合を加速すべく本共同専攻を設立することとなった。一般的に従来の自然科学系の研究スタイルは,新しい概念の提唱と実験によるその実証と言える。しかし,学術的な研究成果を患者に届けるには,非臨床試験,臨床試験を経て,国からの承認を受ける必要がある。そして承認後も,継続的に安全性と有効性の確保が求められる。しかし,すべての段階で評価方法は確立されているとは言えない。“医療レギュラトリーサイエンス”は21世紀における医療機器・医薬品・再生医療が人・社会に真に幸福をもたらすための評価・予測・決断科学であり,医学・理工学・薬学などの自然科学と人文社会科学の融合した新たな創成科学である。先進医療技術が,迅速に導入・活用される社会を創造するためには,医療レギュラトリーサイエンスを修得した人材を,各分野へ輩出しなければならない。本専攻では,医療レギュラトリーサイエンスの学問体系を確立すると共に,先端医療機器,医用材料や再生医療,ゲノム医療などの開発とその臨床応用において指導的な役割を担う人材を養成する。共同先端生命医科学専攻履修方法1.指導教員が指定する演習科目は必ず修得しなければならない。2.各必修科目をすべて履修し,かつ合計で30単位以上修得すること。各部門の概要◆先端医療機器研究部門3つの研究指導が用意され,主に新しい医療機器が臨床応用されるに当たり,医工学的手法で機器の性能評価を科学的根拠に基づき行うための手法の確立を目指す研究部門である。◆創薬・再生医療研究部門3つの研究指導が用意され,主に創薬・再生医療の新技術を臨床応用するに当たり,その有効性・安全性を科学的根拠に基づき行うための手法の確立を目指す研究部門である。共同先端生命医科学専攻の研究概要本専攻は学際専攻であり,その学問分野は生命科学,医学,理工学の多岐にわたっている。医療レギュラトリーサイエンスの研究分野の元に,先端医療機器研究部門と創薬・再生医療研究部門の2つの部門を設置し,合計6つの研究指導から構成されている。共同先端生命医科学専攻
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